温泉分析登録機関への登録ストーリー
弊社は、新規事業の開拓、技術員の向上意欲の維持、達成感の社内共有のため、東京都で3番目の温泉分析登録機関を目指しました。
中堅技術者3名を担当者として、採取・分析技術・機材・資格・登録内容等を吟味し、既存の計量証明事業における採取方法・分析技術・機材で殆どが対応できる事を確認しました。
更に登録に必要な事項の確認のため、管轄局に訪問し、温泉分析技術の経験を積む為、某研究所様を紹介して頂き、分析方法及び採水方法の指導を受けました。
多数の経験を積みました。
約50項目もある採取・分析技術については、迅速、円滑に実施出来ました。しかし、結果の表示の単位(ミリバル)などは通常の濃度(%、ppm)に当量と言う概念を入れ表現する事や、陽イオン、陰イオンの合計がほぼ等しくなる事、幾つかの分析結果はpHの項を含んでいる事等は計量証明では使用しない為、当初は戸惑いましたが、数検体分析した後には自信が持てました。
現場採取では某研究所様にご同行いただき奥多摩の温泉で採水の指導を受けました。
約1年を掛け中央温泉研究所様から推薦状をいただき、当初の目的どおり東京都で3番目の温泉分析登録機関となりました。新規事業の開拓、技術員の向上意欲の維持、達成感の社内共有が図られました。
最後に温泉分析登録に向けてご多忙の中指導していただいた、某研究所様へ感謝いたします。